博物館・美術館(国内)
日本最大の美術博物館で、日本美術品を中心とした本館、考古遺品の表慶館、日本を除く東洋美術品の東洋館、四十八体仏など法隆寺からの献納品の法隆寺宝物館(毎週木曜日の晴天日のみ開館)がある。
明治30年に帝国京都博物館として設立された。主として、平安時代以降の日本美術品を中心に、収蔵品や京都周辺の社寺などの寄託品を展示している。
明治22年帝国奈良博物館として設立された。仏教美術を主体に展示しており、毎年秋には、正倉院展が開催される。
世界救世教の教祖岡田茂吉が収集した、3500点の東洋古美術品を収蔵展示する。
三菱財閥の創始者岩崎家の20万点の古典籍、6000点の日本中国の古美術品を収蔵展示する。
インターネット上では、代表的な所蔵品の写真が見られる。
実業家根津嘉一郎が収集した仏画、水墨画、茶器など、7000点の美術品を収蔵展示する。
ホテルオークラをはじめとする大倉財閥の創始者である大倉喜八郎が収集した3万点の書籍、2000点の美術品を収蔵展示する。国宝木造普賢菩薩騎象像などが著名。
熊本細川家の伝来品を収蔵展示する。大名茶道具が著名。
関東大震災の経験から、鎌倉周辺の文化財を収集、保存する目的で設立された。円応寺像初江王座像などが著名。
鎌倉時代、北条実時が収集した典籍を保存するために称名寺の境内に建てたもので、日本最古の武家文庫である。現在は、神奈川県の管理となり、称名寺の寺宝と併せ2万点の典籍、300点の美術工芸品が収蔵展示されている。
- 明治を代表する洋風建築のひとつ旧横浜正金銀行本店本館の建物(国重文)を使用し、昭和42年に都道府県立の総合博物館として全国に先駆けてオープンした。
常設展示では中世鎌倉、戦国後北条、開国と文明開化など、日本の歴史の主要な舞台となった神奈川の歴史を古代から現代まで五つに分けて分かりやすく展示している。
インターネット上では、神奈川を描いた浮世絵を展示している。
名古屋市中区金山町1-1-1
アメリカ・ボストン美術館の姉妹館、専用展示館として、平成11年に開館した。
インターネット上では、展示会の案内や、ボストン美術館のリンクがある。
- 滋賀県栗東市小野223-8
栗東を中心とする地域の歴史的文化遺産の調査・研究・資料収集を行うため、平成2年9月に開館した。
仏教美術について、積極的な研究、展示を行っている。
- 大津市御陵町2-2
琵琶湖を中心とする大津や近江の歴史・美術・考古・民俗に関する博物館として、平成2年に開館した。
インターネット上では、大津の古写真や、大津の歴史辞典などを閲覧できる。
京都市左京区岡崎円勝寺町44
関西財界人、藤井善助が収集した、殷から清の時代までの中国古美術品を収蔵展示するために大正15年に開館した。五胡時代の金銅立像が著名。
奈良市学園南1-11-6
近鉄の社長であった種田虎雄が、近鉄創立50周年記念事業として、昭和35年に開館したもので、東洋の美術工芸品約2000点を収蔵展示する。
インターネット上では、代表的な所蔵品の写真が見られる。
和歌山市一番丁1
和歌山県下の歴史資料、文化財を所蔵展示している。
和歌山県伊都郡高野山町高野山
高野山上の諸寺に属する文化財を収蔵展示するために、大正10年に開設された。130件、20000点の国宝・重要文化財を所有する。
神戸市東灘区御影町郡家字石野285
新聞王、村上龍平が収集した古美術品を収蔵展示するために、昭和48年に開設された。兵庫県池田市建石町7-17
阪急グループの創立者である小林一三が収集した約3000点の古美術品を収蔵展示するために、昭和32年に開設された。
広島県豊田郡瀬戸田町瀬戸田
耕三寺耕三が昭和9年に独力で建立したもので、各時代の代表的な寺院建築を模した建造物や、各地から集めた仏教美術品を収蔵展示する。
インターネット上では、各堂塔の解説、常設展示品の解説が見られる。倉敷市中央1-1-15 昭和5年に、大原孫三郎が創設したもので、画家児島虎次郎の収集した約600点の西洋絵画が中心であるが、昭和45年に新設した東洋館には、約200点の中国古美術を収蔵展示する。