仏像の種類、像容
 

仏像の種類

  仏像は本来、仏教を始めた釈迦を彫像に現わすものであったが、次第に教義が整備され、またバラモン教、ヒンズー教儒教、神道など各地の神々を包括して行く ことによって、多の宗教に見られない程多くの仏像を造り出した。仏像の種類や区分は、教典により異なるが、造像された仏像としては主として、如来部、菩薩部、明王部、天部羅漢部の五部に分けることができる。

仏像の種類一覧

 

 

仏像の像容

 仏像の姿は、教典や儀軌によって規定され、着衣(衲衣−のうえ等)、手の組み方(印相−いんぞう)、持ち物(持物−じもつ)、台座(だいざ)、光背(こうはい)、装飾具(宝冠−ほうかん、瓔珞−ようらく、釧−くしろ)等により、区別できる。

 

 

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