高 見 徹

→第一日目

 

〜行程〜

8月25日(木):東京駅 → (新大阪)→ 下関駅

8月26日(金):国分寺(下関市) → 功山寺 → 下関市立長府博物館 → 住吉神社 → 覚苑寺
        
→ 赤間神社 → 春帆楼 → 下関泊
8月27日(土):国分寺(防府市) → 毛利博物館毛利邸庭園 → 常栄寺(山口市)
         → 雲谷庵跡 → 瑠璃光寺 → 龍蔵寺
→ 山口泊
8月28日(日):大林寺(山口市) → 関水(徳地町) → 僧取淵 → 十三仏 → 昌福寺
         → 法光寺 → 月輪寺 → 西宗寺 → 石風呂
→ 防府泊
8月29日(月):防府天満宮(防府市) → 阿弥陀寺 → 正護寺(山口市)正福寺(小郡町)
         → 菩提寺山磨崖仏(三陽小野田市) → 山口宇部空港
→ 羽田空港


8月25日(木) 前日

 私は前日より神戸に出張。
 大型台風11号が関東・東海地方に向かっており、夕刻上陸予 定のため伊豆方面へ向う特急が全面運休とのニュースがあった。
 しかし、新幹線や寝台特急の運休情報は無く、今のところ関東 もそれほどひどくない様子。
 神戸は快晴で、当然のことながら台風接近の臨場感は無し。
 午後顧客と打合せ中に橋本さん、佐倉さんから電話があり、予 定の寝台特急「はやぶさ」が台風のため運行中止との連絡あり。私も大阪から乗って合流する予定になっていたため、さて困った。
 最悪、私一人新幹線で行き、廻らなくちゃならないかなぁ〜。 とりあえず、川尻さんを通じて旅行会社に連絡することに。
 そのうち川尻さんから電話があり、「18:00の新幹線で一 旦小倉に行き泊まることにした」とのこと。私も同じホテルを予約し、明朝から行動を共にすることにした。でも、辿り着くだろうか。
 19:00頃新幹線の中から電話が入り、「今、新横浜で止 まっており、伊豆付近の強風が収まるのを待っていると、明かるい声。
 大丈夫か知らんと、こちらも新神戸に向ったが、駅に着いてみ ると、上りは全て新大阪止まり、下りはかろうじて動いているものの、新大阪発の臨時電車ばかりと、窓口は大混乱。
 携帯はつながらず最終電車も迫って来るので、取り合えず来た 新幹線に乗って小倉へ向う。
 24:00過ぎに小倉のホテルに入って確認すると、なんと全 員キャンセルの連絡があったとのこと。
 やっぱり一人で廻るのかぁ〜、と思案しているところに、川尻 さんから電話。事情を聞くと、結局遅れ遅れで新大阪止まりとなり、今日は、新幹線の列車の中でー夜を開かし、明朝6:00発のー番電車で下関に向う、との こと。
 五十も中ばを過ぎた私が、群を抜いて若いというメンバー、ど うなることやらと行き先を案じつつ、また、皆様の無事を祈りながら深夜のベットにもぐり込む。



8月26日(金)(第 1日目)

 昨日の騒ぎがうそのように快晴。
 小倉から関開海峡を渡って下関へ。駅で不安げな様子の運転手 さんと出会う。旅行会社から連絡がなく到着するかどうか心配だったとのこと。事情を説明し安心して項く。
 8:10過ぎに全員到着。グッタリしているかと思ったら意外 と元気な足取り。
 「グリーン車で寝るなんて、いい経験をさせてもらった。」 「新幹線代も寝台特急代も戻ってきたし、ホテル代もかからず助かった。」
 おいおい、九州くんだり迄行って心配していたこっちの身にも なってくれ。
 大騒動にもかかわらず、当初の予定の30分遅れで出発。

 いざ山口へ。おいでやす、山口へ。


(2005年9月9日)

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